MEETING SPACES

会議室と打ち合わせスペースはどう考える?

オフィスで不足しやすいのは、席数そのものより「話す場所の種類」です。 長い会議に使う会議室、短い相談に使う打ち合わせ席、オンライン会議に使う個室では、必要な広さもつくり方も違います。 この記事では、会議室と打ち合わせスペースをどう分けて考えると、働きやすさと面積効率の両方を整えやすいかを整理します。

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Contents

目次

01

会議室と打ち合わせスペースは、まず使い方の違いで分けて考える

オフィスで会議室を考えるとき、最初に広さや席数から入ると、実際には使いにくい構成になりやすくなります。 先に整理したいのは、どんな会話が、どれくらいの時間、どんな相手との間で起きているかです。

たとえば、1時間以上の会議が多い組織と、10分程度の確認が頻繁に起こる組織では、必要な場所の種類が違います。 長い会議向けの個室ばかりを増やすと、短い相談が執務席で発生しやすくなり、逆に小さな席ばかりだと正式な打ち合わせの場所が足りなくなります。

良い会議スペース計画は、部屋の数を増やすことではなく、使い方に対して場所の種類が合っていることです。

02

長い会議、短い相談、オンライン会議では必要な場所が違う

オフィスでは「会議」と一括りにされがちですが、実際には必要な環境がかなり異なります。 その違いを分けて考えると、過不足の少ない計画にしやすくなります。

長い会議には、資料を広げやすく、音漏れしにくく、複数人が落ち着いて座れる個室が向いています。 一方で、短い相談には、すぐ立ち寄れて予約不要でも使いやすいオープンな席が便利です。オンライン会議は、背景、音、視線の遮り方が重要になるため、また別の配慮が必要です。

こうした違いを無視して一種類の部屋だけで対応しようとすると、どの場面でも少しずつ不便が残りやすくなります。

03

すべてを個室にしない方が、面積を活かしやすいこともある

会議室不足を感じると、個室を増やす方向で考えやすくなります。ただし、面積に限りがあるオフィスでは、それが最適とは限りません。

すべてを個室でまかなうと、稼働率が偏りやすく、使われない時間帯の面積ロスも出やすくなります。 反対に、短時間の打ち合わせ席や半個室の相談スペースをうまく混ぜると、同じ面積でも使い方の幅が広がります。

FORMAでも、会議室は「何室必要か」だけでなく、「どの種類をどれだけ混ぜるか」で考えます。 面積効率を上げるには、個室かオープンかの二択ではなく、中間の場所も含めて整理することが有効です。

04

来客用の打ち合わせスペースは印象と動線を一緒に考える

来客を伴う打ち合わせスペースは、単に机と椅子があればよいわけではありません。 会社らしい印象を伝える場でもあるため、どこを通って、何が見えて、どこに座るかまで含めて考える必要があります。

たとえば、受付から会議室までの導線が分かりにくい、執務席の横を大きく横切る、生活感の強いバックヤードが見えるといった状態では、 小さな違和感が積み重なりやすくなります。逆に、来客エリアを少し手前にまとめるだけでも、印象と運用の両方が整いやすくなります。

来客スペースは、レイアウト設計とブランドの見せ方が交差する場所です。

05

予約の取りやすさと使われやすさは、配置と数のバランスで決まる

会議室や打ち合わせ席は、数が足りないだけでなく、使いづらい場所にあることでも不足感が生まれます。

たとえば、打ち合わせ席が遠くて行きづらい、会議室が大きすぎて気軽に使えない、オンライン会議ブースが執務席から離れすぎていると、 本来あるはずの場所が使われず、別の場所で会話が発生しやすくなります。

つまり、必要なのは単純な部屋数ではなく、使いやすい配置と適切なサイズ構成です。 オフィスの会話がどこで自然に発生しているかを見ると、足りないのが「数」なのか「種類」なのかが見えやすくなります。

06

迷ったときこそ、会議の実態から必要な種類を整理する意味がある

会議室計画で迷うときは、一般的な正解を探すより、自社で起きている会議の実態を見直す方が答えに近づきやすくなります。

何人の会議が多いのか、来客はどれくらいあるのか、オンライン会議は個別か複数人か、短い相談は一日に何回あるのか。 そうした情報が整理できると、必要な部屋の数だけでなく、必要な種類も見えてきます。

FORMAでは、会議室を家具配置の一部としてではなく、働き方と会社の見せ方を支える要素として考えています。 会議室と打ち合わせスペースで迷ったときこそ、使い方から整理する意味があります。

Summary

まとめ

会議室と打ち合わせスペースは、個室を何室つくるかより先に、どんな会話がどれくらい起きるかで考える方が整えやすくなります。 長い会議、短い相談、オンライン会議、来客対応の違いを整理すると、必要な場所の種類が見えやすくなります。

会議室不足を感じているときは、数だけでなく種類と配置のバランスを見直すのがおすすめです。

Consultation

会議室と打ち合わせスペースの整え方を相談したい方へ

個室を増やすべきか、オープンな打ち合わせ席を足すべきかは、会社ごとの会議の実態によって変わります。 FORMAでは、働き方、来客動線、面積効率まで含めて、会議スペースの考え方を整理しています。

オフィス計画の優先順位を相談したい方は、オフィスデザインページからご相談ください。